生きること、死ぬこと、それ以上のなにか・・・

このブログでは、音楽、なかでもクラシック作曲家である「バッハ」を中心に取り上げます。 また演奏家、CDについての批評も行います。 ちなみに私は指揮者のセルジュ・チェリビダッケに深く傾倒しております。

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Sergiu Celibidache youtube video link collection

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現在、youtubeで観賞可能なセルジウ・チェリビダッケ(Sergiu Celibidache)の動画を集めてみました。結構、数があったので、見ごたえ、聴きごたえのある動画(静止画も有り)をセレクトしました。計23個の動画集です。

Bruckner Symphony No.6 in A-dur with Münchner Philharmoniker



Bruckner Symphony No.7 in E-dur with Münchner Philharmoniker in 1990



Bruckner Symphony No.8 in c-moll with Münchner Philharmoniker in 1990






Tchaikovsky Symphony No.5 in e-moll 4th movement with Münchner Philharmoniker in 1993



Mozart Symphony No.41 in C-dur with Radiosymfoniorkestret in 1972

1st movement


2nd movement


3rd movement


4th movement



Brahms Symphony No.1 in e-moll 4th movement (Last part)



Brahms Piano Concerto No.2 (Pianist:Daniel Barenboim)



Mendelssohn Midsummer Night's Dream



以降は音楽のみの動画になります。

Mussorgsky Pictures at an Exhibition



Mussorgsky Pictures at an Exhibition



Bruckner Symphony No.4 in Es-dur (All movement)



Bruckner Symphony No.4 in Es-dur (All movement)



Bruckner Symphony No.8 in c-moll (All movement)



Bruckner Symphony No.9 in d-moll (All movement)



Tchaikovsky Symphony No.5 in e-moll (All movement)



Tchaikovsky Piano Concerto (Pianist:Daniel Barenboim)



Bruckner Symphony No.7 in Es-dur with Berliner Philharmoniker (1st movement)



Beethoven Symphony No.1 with Münchner Philharmoniker in 1989



Schumann Symphony No.4 4th movement



Brahms Hungarian Dance No.1 Münchner Philharmoniker in 1986



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テーマ:YouTube Music Video - ジャンル:音楽

  1. 2012/07/11(水) 01:25:05|
  2. セルジュ・チェリビダッケ
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チェリビダッケ批評 10 チャイコフスキー 交響曲第5番


チャイコフスキー:交響曲第5番チャイコフスキー:交響曲第5番
(2007/01/01)
チャイコフスキー、 他

商品詳細を見る


EMIから販売されている、チェリビダッケの演奏をレヴューします。
これは第10回目のレビューになります。

第10回目の曲目は、

"チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調作品64"(1981年録音)
原題: Tchaikovsky Symphony No.5 in e-moll

チャイコフスキー自身の「交響曲第4番」「交響曲第6番 悲愴」と並び、傑作の一つです。

チャイコフスキーの交響曲としてだけではなく、ロマン派の交響曲としても、最高のものの一つです。
(あとは、ベートーヴェン、ブルックナー、ドヴォルザーク位でしょうか。)


この曲に関して、チャイコフスキー自身が、
「第4楽章の終結部(コーダ)が嘘くさい」
と否定的な見解を述べています、
(実際、曲として見たとき、展開的に無理やりな感は否めません。
しかし、演奏により、説得力のある展開に昇華することは可能です。
チェリビダッケも全体として見たときに、非情に説得力のある音楽に為し得ていました。)


―演奏について―

チェリビダッケはチャイコフスキーの音楽を非常に得意としていました。
「交響曲第5番」だけでなく、
「交響曲第4番」
「交響曲第6番 悲愴」
「組曲:くるみ割り人形

等も、得意のレパートリーでした。

この「交響曲第5番」も、非情に説得力を持って演奏していました。

第1楽章
Andante - Allegro con anima
ホ短調、序奏付きのソナタ形式


通常、この冒頭部分は、悲しみを帯びた音色で奏されます。
しかし、チェリビダッケはの演奏で感じるのは、
「諦念」

現在進行形の悲しさではなく、
もはや過去の出来事を語っているかのようです。

(慟哭や切迫感は皆無です。)
しかし、決して無感情の演奏では決してありません。

この序奏部は循環主題として、各楽章に登場します。
この曲を決定づける要素として非常に重要なモティーフとなっているのです。
(ネタばれになりますが、チェリビダッケはこのモティーフを偏執狂的に取り扱っています。


第一楽章では「諦念」として、
第二楽章では「儚い希望」として、
第三楽章では「無重力的」なものとして、
第四楽章では「救済」として・・・

この描き分けは見事です。そして非常に理にかなっています
これほどまでに、このモティーフに意味を与えた演奏は皆無と言っていいでしょう。)


導入部が終わり、提示部に入ります。
通常、第一主題、第二主題、そして第三主題は対立するものとして、
それぞれ明確なコントラストを与えられるのが通常ですが、
この演奏はどうでしょう。

対立、葛藤しているようには聴こえないのです。
全てが「諦め」の色合いを帯びています。


確かに、この楽章だけを取り出して聴いてみると、
全くソナタ形式的には聴こえません。
しかし全楽章を通して聴くと、
各楽章がソナタ形式の各要素になっていることが、
鮮明に分かり、驚愕させられます。

この楽章の終わり近くに、非常に破滅的な響きがする箇所があるのですが、
チェリビダッケは、諦念を持って、破滅的な響きを回避しています。

あくまで、この部分は全体の一つの要素として、描かれます。
安直に刺激を与えるのは、簡単ですし、効果的です。
しかし、チェリビダッケは先を見据えているのです。
(例えば、レナード・バーンスタインがこの曲を演奏した際には、
この部分は徹底的な破滅として描かれ、カタルシスをもたらします。
それはそれで魅力的なものです。)

そしてこの楽章は、なにか不可思議な印象を与え、終末を迎えます。

第2楽章
Andante cantabile, con alcuna licenza
ニ長調、複合三部形式


冒頭のチェロとコントラバスを中心とした弦楽器の合奏。
この部分にこんな深い意味が込められていたなんて!


ホルンが希望に満ちたメロディを奏でます。
しかしこの部分は救いようがないほどに悲しい印象を聴き手に与えます。
その理由はおそらく、
どんなに頑張っても、届き得ないものに対して、手を伸ばしているからです。
ここにあるのは、「祈り」、そしてやはり「諦念」で塗り固められています。


祈りは余りにも儚く、今にも消え去ってしまいそうです。
それでも、必死に必死に祈りを歌に込めて歌ます


第3楽章
Valse. Allegro moderato
イ長調、複合三部形式


非常に気品に満ちた音楽です。
しかし、その表層の背後に、
いつ崩壊してもおかしくないような恐怖感があります。

第4楽章
Finale.Andante maestoso - Allegro vivace(Alla breve)
ホ長調 → ホ短調 → ホ長調、序奏付きのソナタ形式


冒頭部分の威厳さ、そしてかけがえのないほどの優しさは、
他の演奏では、決して聴くことができないものです。


通常、この楽章は「勝利」のニュアンスを持ち、演奏されることがほとんどです。
しかし、チェリビダッケの演奏の場合は、「救済」の意味を持ち、演奏されています。

「勝利」のニュアンスを持った演奏では、この楽章はチャイコフスキーの言葉通り、なにか嘘くさいものとなります。
しかし、チェリビダッケの「救済」されたかのような演奏では、全く齟齬が感じられないのです。

私は、この曲のこの楽章が、このように演奏され得るんだと知った時、戦慄に近い感覚を覚えました。
そして、この曲に関しては、チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルの演奏だけしか、受け入れ難くなってしまいました。
(あまり良いことではありませんね。
曲の解釈は無限にあり、ひょっとしたら、これとは別の演奏が、私を納得させてくれるかもしれません。)

このようにチャイコフスキーを演奏した人は、セルジウ・チェリビダッケだけでしょう。
空前絶後の演奏だと思います。
数あるチェリビダッケの演奏のなかでも、これは最善の部類に入ると思います。


こういう「奇跡的」なものに対して、伝える言葉は非常に無力です。
この演奏の偉大さ、凄み、感動性をほとんど伝えることが出来ていないように感じます。

もう、多くは語りません。
曲は、最後に向け、朗々と流れていきます。

「一体なんのために?」
「救いを得るため。」


チャイコフスキーが嘘くさいと語ったコーダも、
決して、そんなことはありません。

この演奏は、威厳を持ち、かつ感動的に、終結を迎えます。

このような偉大さに触れると、
生きていくことは、
価値があると感じさせてくれます。
私は、この演奏を聴くことが出来て良かった。
確信を持って、
心からそう言えます。







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  1. 2010/12/15(水) 19:53:27|
  2. チェリビダッケ批評
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