生きること、死ぬこと、それ以上のなにか・・・

このブログでは、音楽、なかでもクラシック作曲家である「バッハ」を中心に取り上げます。 また演奏家、CDについての批評も行います。 ちなみに私は指揮者のセルジュ・チェリビダッケに深く傾倒しております。

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チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー ブルックナー 交響曲第8番ハ短調 (Celibidache Bruckner Symphony No.8)

ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版)
(2001/05/16)
チェリビダッケ(セルジュ)

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この世の中で最も偉大な音楽。私はそう確信している。

セルジュ・チェリビダッケSergiu Celibidache 1912~1996)

私は、指揮者チェリビダッケの音楽に深く傾倒している。

評価の極端なチェリビダッケのブルックナーですが、私もこれはひとつの芸術の到達点という意見に賛成です。
改めて音楽というものが再現芸術で空間だけの3次元でとれるのではなく、
時間軸も含めのて4次元的に表現されるべきということを痛感しました。
たしかに時間を計測すれば110分を超える長大さですが、聞いている間はまったくそれを感じさせません。

その演奏内容は、既に様々なところで語られているとおり、もはや人間業を超えたようなブルックナーです。
とにかく音響の濃度が恐ろしいほどの水準にあり、それがあまりに強烈すぎるものですから、
聴いていて頭の中の何かが麻痺してくるような気さえするほどです。
ですので、軽々しく聴くのに躊躇を余儀なくされますが、いざ聴くとなると、
それこそ世界がひっくり返るかというくらいの感銘を味わうことになるのです。

生前は極度にレコーディングを嫌ったチェリビダッケですが、結局のところレコーディング技術が一連のライヴの実像を、
こうして的確に捕捉する限りにおいて、彼の往年の音楽造りの至芸の一端なりを後世に伝えるのならば、
その意義までも彼は、やはり否定してかかるのでしょうか?
この演奏を聴きながら、そんな疑問が、ぼんやりと頭に浮かんだりしました。

これは、一つの偉大な世界観の表出であり、そういう意味では、もはや音楽を超えている。


人間が作り得たものの中で最も偉大なものの1つだと、断言できる。



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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

  1. 2010/11/28(日) 20:49:19|
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