生きること、死ぬこと、それ以上のなにか・・・

このブログでは、音楽、なかでもクラシック作曲家である「バッハ」を中心に取り上げます。 また演奏家、CDについての批評も行います。 ちなみに私は指揮者のセルジュ・チェリビダッケに深く傾倒しております。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

モーツァルトで一番好きな曲

モーツァルトと私

西洋音楽の歴史の中で最も天才的な音楽家は、
モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)でしょう。

そして、モーツァルトの音楽を最も魅力足らしめているのは
「明るさのなかに、不意に訪れる儚さ」

だと、私は考えています。


ただし、私はモーツァルトの作品があまり好きではありません。
理由は、モーツァルトは、たった1つのフレーズの中に、
世界を全て表現してしまうような、
驚愕的な音楽を書いているからです。

つまり、1つのフレーズで、全てを表現することにより、
全体的な形式がおざなりになってしまうことが多々あります。(もちろん、例外もあります。)

私の音楽に対する立脚点は、
「初まりの中に終わりがある」
「全ての音、それぞれに意味がある」
「音楽は1つの曲の中で、ある世界観を表明(実現)する」

というようなものです。

故にモーツァルトの音楽は、私の立脚点と、矛盾をきたすことになり、
私はモーツァルトの音楽を好まないのです。(勿論、その凄さは認めます。)


しかし、音楽史上、決して無視できる存在ではありませんし、
異常なまでに優れた楽曲を残していることも確かで、
この点を考慮した上で、この度、取り上げることにしました。

モーツァルトで一番好きな曲
結論を述べます。私がモーツァルトで一番好きな曲は

フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K.285
(Flute Quartets Nos. 1 D-dur K.285)
 



-モーツァルトの傑作群、かつ私の好きな曲-
モーツァルトの最高傑作はどの曲かといわれると返答に窮しますし、絶対に答えの出ない質問だとも思います。
下記はモーツァルトの私が好きな曲達です。
(絞り込むのに、かなり苦労しました。有名曲ばかりですが、悪しからず (´ ▽`).。o♪♪)

(ピアノ曲)
・ピアノソナタ第11番 イ長調 K.331
・ピアノソナタ第15番 ハ長調 K.533/494
・幻想曲 ニ短調 K.397

(室内楽曲)
・オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370(368b)
・クラリネット五重奏 イ長調 K.581

(協奏曲)
・ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271『ジュノーム』
・ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
・ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
・ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
・ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503
・ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595
・ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219
・フルート協奏曲第1番 ト長調 K.313 (285c)
・クラリネット協奏曲 イ長調 K.622

(交響曲)
・交響曲第25番 ト短調 K.183
・交響曲第36番 ハ長調「リンツ」 K.425
・交響曲第38番 ニ長調「プラハ」K.504
・交響曲第39番 変ホ長調 K.543
・交響曲第40番 ト短調 K.550

(オペラ)
・フィガロの結婚 K.492
・ドン・ジョヴァンニ K.527
・コジ・ファン・トゥッテ K.588


あまりにも充実したモーツァルト作品群に驚嘆してしまいます。
モーツァルトの音楽を聴いていると、
作曲家はすらすら、音符を書き連ねていったかの印象を受けてしまいますが、
実際は、モーツァルトはかなり綿密に構想を練ってから作曲したそうです。


モーツァルトで一番好きな曲の詳細・感想
さて、話を「フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K.285」に戻します。

実はこの曲は、私が意識して聴いた、初めてのモーツァルトの音楽です。
(小学校の高学年辺りだったような・・・)

第1楽章
序奏からもう美しさの連続です。しかも快活で楽しげでさえあります。
ここだけ聴けば、恐らくこの曲、演奏の虜になるでしょう。
フレーズの隅々まで入念な表情付けがされているにも関わらず、
非常に自然です。出すぎず、没しすぎず。
フルートと弦楽器の音色が、とても気持ちいいし、清々しいです。

第二楽章
夢を見ているかのように美しく、そして儚い。
モーツァルトの音楽は決して、深刻な暗さには陥りません。(そこが良いのか、悪いのか?) 
まぁ、こういう音楽も有りだと思います。
全ての楽器がモーツァルトを体現している。
なんて繊細な楽章なんでしょうか。パート間のバランスが完璧です。

第三楽章
次から次ぎへと、様々な楽しく、美しい旋律が出てきて、幸せな気分にさせてくれます。
非常に快活で、清涼感、そして儚さを併せ持った、希有な音楽です。


モーツァルト:フルート四重奏曲全集モーツァルト:フルート四重奏曲全集
(2004/12/22)
ニコレ(オーレル)

商品詳細を見る
スポンサーサイト

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

  1. 2010/11/30(火) 23:16:49|
  2. クラシック音楽について
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<クラシック音楽大好きバトン | ホーム | ベートーヴェン交響曲第6番「田園」(Beethoven Symphonie No.6 "Pastoral") チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hiroceli.blog137.fc2.com/tb.php/57-a0c36d1b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ヒロチェリ

Author:ヒロチェリ
FC2ブログへようこそ!
クラシック音楽を中心に、色々と書いています。

カテゴリ

クラシック音楽 (52)
チェリビダッケ批評 (25)
セルジュ・チェリビダッケ (12)
J.S.バッハ (4)
ベートーヴェン:交響曲 (0)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ (0)
ブルックナー:交響曲 (1)
マーラー:交響曲 (3)
クラシック音楽について (4)
Jazz/Progre/Rock等 (14)
Dream Theater (7)
日々の生活 (14)
お気に入りの歌詞 (3)
書籍 (4)
真理 (2)
映画 (4)
アメリカン・ニューシネマ (2)
IT(Information technology) (3)
21世紀の精神異常者 (4)
お薬をどうぞ (2)
Twitter (44)
未分類 (3)
絵画&写真 (0)
Studio album (0)
Sergiu Celibidache (2)
プログレ (0)

最近の記事+コメント

FC2カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
音楽
447位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
クラシック
37位
アクセスランキングを見る>>

全記事(数)表示

全タイトルを表示

ブロとも一覧


クマでもわかる物理学最新トピックス

〜TOMOHISA SUZUMURA’S CRITICAL SPACE/鈴村智久の批評空間〜

厳選!ダンス動画

【三日坊主日記】改め・・・『考え中』

Ragdollの主題による変奏曲

知好楽@瀬戸田

Violino~クラシックのある生活~

四季歩のつれづれ

カレンダー(月別)

05 ≪│2017/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

最新トラックバック

音楽 ハイドン チェリビダッケ ヘロイン 映画

HDD 外付け ハイドン Haydn Bruckner Tchaikovsky Celibidache ブルックナー チェリビダッケ Record ルーマニア Sergiu ランボー ブレイク 翻訳 ドストエフスキー 堀口大學 小林秀雄 google  アメリカン・ニューシネマ スタンリー・キューブリック サム・ペキンパー シルヴィ・ギエム Sylvie Guillem エベレスト 世界一  チョモランマ Everest ネパール チベット Gould Bach Glenn グールド グレン・グールド バッハ ヱビス 黒ラベル チェコ プレミアム・モルツ エーデルピルス ビール サッポロ ピルスナー・ウルケル ベルティーニ マーラー ギーレン テンシュテット SonicStage オーディオプレイヤー iTune foobar2000 AudioGate ライブラリ 音質 イコライザ AIMP2 Web Browser Opera Iron ブラウザ ウェブブラウザ 仏教 Mahler Schubert シオラン アフォリズム Beethoven 交響曲 ムラヴィンスキー レニングラード・フィルハーモニー チャイコフスキー Dream ドリーム・シアター プログレ Theater ピアノ協奏曲 Blog ブログ ブクレコ Facebook ピアノ・ソナタ ベートーヴェン ミュンヘン・フィル トラックバックテーマ 掲示板 Amazon ムソルグスキー ラヴェル 光の帝国 マグリット Zeppelin レッド・ツェッペリン Led ジミー・ペイジ Radiohead ハルシオン ロヒプノール ベゲタミン パキシル トランキライザー デパス カート・コバーン 睡眠薬 ティモシー・リアリー キリスト 人体実験 ゲーテ 善悪の彼岸 白取春彦 ニーチェの言葉 超訳 道徳の系譜 ニーチェ ツァラストラ バレエ ベジャール シカゴ交響楽団 天才 文化会館 バレンボイム ギエム ボレロ バロウズ ヘロイン Heroin シュルレアリスム 上野 ベルギー アート 絵画 ブーレーズ 現代音楽 フーガ バロック ゲーベル フーガの技法 レオンハルト エマール クラシック音楽 管弦楽曲 EMI オーケストラ ロメオとジュリエット ソナタ形式 くるみ割り人形 Nutcracker 組曲 花のワルツ ニュルンベルクのマイスタージンガー 喜劇 悲劇 指輪 前奏曲 序曲 ワーグナー トリスタンとイゾルテ 白痴 悪霊 未成年 罪と罰 文学 ロシア カラマーゾフの兄弟 楽章 オーケストレーション ハ短調 クラシック ブラームス 地震 被災者 原発 津波 計画停電 東北関東大震災 東日本大震災 東電 福島 東京電力 クラリネット スケルツォ 根本敬 ザ・ワールド・イズ・マイン 新井英樹 田園 ロマン派 キース・ジャレット ヴァント シューベルト リヒテル ベルリオーズ スメタナ マイルス ビバップ エヴァンス ジャズ 大地の歌 ミュンヘン メンデルスゾーン シューマン モーツァルト 時間 偉大 奇跡 カタルシス 永遠 ソナタ バーンスタイン 悲愴 フランス 音楽 芸術 呪われた部分 メタル トッティ 長調 ピアニッシモ フォルテッシモ モダン・オーケストラ ピリオド・オーケストラ アレグロ マイルス・デイビス ピアノ ロック EMI 救済 スピード 覚醒剤 スレイヤー スラッシュ レイン・イン・ブラッド メガデス ヘビー・メタル アンスラックス メタリカ HR/HM フルート München 北ドイツ 真夜中のカーボーイ 

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSリンクの表示

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。