生きること、死ぬこと、それ以上のなにか・・・

このブログでは、音楽、なかでもクラシック作曲家である「バッハ」を中心に取り上げます。 また演奏家、CDについての批評も行います。 ちなみに私は指揮者のセルジュ・チェリビダッケに深く傾倒しております。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

チェリビダッケ批評 01 ハイドン 交響曲第103番「太鼓連打」

ハイドン:交響曲第103&104番/Haydn: Symphonies Nos. 103&104ハイドン:交響曲第103&104番/Haydn: Symphonies Nos. 103&104
(2007/01/01)
ハイドン、 他

商品詳細を見る


EMIから販売されている、チェリビダッケの演奏をレヴューします。

これは第1回目のレビューになります。
(第76回までを予定しています。)


第1回目の曲目は、
” ハイドン 交響曲第103番「太鼓連打」 変ホ長調” (1993年録音)

チェリビダッケがこのような古典派(ハイドン、モーツァルト、初期のベートーヴェン)の
作品の演奏を行う際には、ある種の違和感、距離感があります。

チェリビダッケは非常に細部にこだわり、かつデモーニッシュな音楽家でしたから、
このようなかたちの演奏になったのでしょう。


第1楽章
1.Adagio - Allegro con spirito

非常にどっしりとした、力強い演奏です。
最初のティンパニの長い連打だけを聴いただけでも、
とても「安心感」に満ちている音楽であることが確信できます。

第2楽章
2.Andante più tosto allegretto

ゆったりと、落ち着いた演奏です。
楽章の途中にヴァイオリンの独奏的な箇所がありますが、ヴァイオリン奏者は非常に楽しみながら、
演奏を行っているのではないか、という印象を持ちます。

第3楽章
3.Menuetto - Trio - Menuetto

とても落ち着いた音楽です。
しかし、転調の際の景色の移り変わりようは一体なんなんでしょう?
本当に雰囲気がガラッと変わります。驚異的です。
(チェリビダッケは転調の名手でした。)


第4楽章
4.Finale. Allegro con spirito

ゆっくりしたアレグロです。
少なくとも 「”Allegro con spirito” 快活に速く」だとは決して感じないでしょう。
速度を的確に落としことで、細部の正確さを増すことは出来ます。
しかし、アレグロによる推進感は失われてしまいます。
しかし、この演奏の場合は、
速度を落とした方のメリットだけが、感じられます。


<全体を通じての感想>

全体を通して、穏やかで、力強い。
(「穏やかであること」と「力強くあること」、この2つは矛盾しません。
この演奏の場合、両者の親和性さえ感じます。)

おそらく、チェリビダッケはこの曲の指揮を行っているとき、
微笑んでいたのかもしれません。
そんな印象を抱かせてくれる「やさしい」音楽でした。

次は、ハイドン 交響曲第104番「ロンドン」の演奏を取り上げるつもりです。





今日は大御所、ショルティをはじめて取り上げます。こちらはだいぶ前にボックスで買いましたが、6枚の単独のアルバムをボックスに入れただけの、所謂なんちゃってボックス。102番と103番を収めたこのアルバムを今手に入れようとすると下記のセットになりますでしょうか。http://www.hmv.co.jp/product/detail/1874294こちらがザロモンセットを4枚にまとめたボックスセットの現行盤。今日取り上げるのは手元�
ショルティ/ロンドンフィルによる102番、103番「太鼓連打」

スポンサーサイト

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

  1. 2010/12/09(木) 23:10:41|
  2. チェリビダッケ批評
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ザ・ケルン・コンサート キースジャレット (The Koln Concert,Keith Jarrett) | ホーム | ドリーム・シアター大好きバトン>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hiroceli.blog137.fc2.com/tb.php/76-93735f9c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ヒロチェリ

Author:ヒロチェリ
FC2ブログへようこそ!
クラシック音楽を中心に、色々と書いています。

カテゴリ

クラシック音楽 (52)
チェリビダッケ批評 (25)
セルジュ・チェリビダッケ (12)
J.S.バッハ (4)
ベートーヴェン:交響曲 (0)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ (0)
ブルックナー:交響曲 (1)
マーラー:交響曲 (3)
クラシック音楽について (4)
Jazz/Progre/Rock等 (14)
Dream Theater (7)
日々の生活 (14)
お気に入りの歌詞 (3)
書籍 (4)
真理 (2)
映画 (4)
アメリカン・ニューシネマ (2)
IT(Information technology) (3)
21世紀の精神異常者 (4)
お薬をどうぞ (2)
Twitter (44)
未分類 (3)
絵画&写真 (0)
Studio album (0)
Sergiu Celibidache (2)
プログレ (0)

最近の記事+コメント

FC2カウンター

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
音楽
685位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
クラシック
54位
アクセスランキングを見る>>

全記事(数)表示

全タイトルを表示

ブロとも一覧


クマでもわかる物理学最新トピックス

〜TOMOHISA SUZUMURA’S CRITICAL SPACE/鈴村智久の批評空間〜

厳選!ダンス動画

【三日坊主日記】改め・・・『考え中』

Ragdollの主題による変奏曲

知好楽@瀬戸田

Violino~クラシックのある生活~

四季歩のつれづれ

カレンダー(月別)

03 ≪│2017/04│≫ 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

月別アーカイブ

最新トラックバック

音楽 ハイドン チェリビダッケ ヘロイン 映画

HDD 外付け ハイドン Haydn Bruckner Tchaikovsky Celibidache ブルックナー チェリビダッケ Record ルーマニア Sergiu ランボー ブレイク 翻訳 ドストエフスキー 堀口大學 小林秀雄 google  アメリカン・ニューシネマ スタンリー・キューブリック サム・ペキンパー シルヴィ・ギエム Sylvie Guillem エベレスト 世界一  チョモランマ Everest ネパール チベット Gould Bach Glenn グールド グレン・グールド バッハ ヱビス 黒ラベル チェコ プレミアム・モルツ エーデルピルス ビール サッポロ ピルスナー・ウルケル ベルティーニ マーラー ギーレン テンシュテット SonicStage オーディオプレイヤー iTune foobar2000 AudioGate ライブラリ 音質 イコライザ AIMP2 Web Browser Opera Iron ブラウザ ウェブブラウザ 仏教 Mahler Schubert シオラン アフォリズム Beethoven 交響曲 ムラヴィンスキー レニングラード・フィルハーモニー チャイコフスキー Dream ドリーム・シアター プログレ Theater ピアノ協奏曲 Blog ブログ ブクレコ Facebook ピアノ・ソナタ ベートーヴェン ミュンヘン・フィル トラックバックテーマ 掲示板 Amazon ムソルグスキー ラヴェル 光の帝国 マグリット Zeppelin レッド・ツェッペリン Led ジミー・ペイジ Radiohead ハルシオン ロヒプノール ベゲタミン パキシル トランキライザー デパス カート・コバーン 睡眠薬 ティモシー・リアリー キリスト 人体実験 ゲーテ 善悪の彼岸 白取春彦 ニーチェの言葉 超訳 道徳の系譜 ニーチェ ツァラストラ バレエ ベジャール シカゴ交響楽団 天才 文化会館 バレンボイム ギエム ボレロ バロウズ ヘロイン Heroin シュルレアリスム 上野 ベルギー アート 絵画 ブーレーズ 現代音楽 フーガ バロック ゲーベル フーガの技法 レオンハルト エマール クラシック音楽 管弦楽曲 EMI オーケストラ ロメオとジュリエット ソナタ形式 くるみ割り人形 Nutcracker 組曲 花のワルツ ニュルンベルクのマイスタージンガー 喜劇 悲劇 指輪 前奏曲 序曲 ワーグナー トリスタンとイゾルテ 白痴 悪霊 未成年 罪と罰 文学 ロシア カラマーゾフの兄弟 楽章 オーケストレーション ハ短調 クラシック ブラームス 地震 被災者 原発 津波 計画停電 東北関東大震災 東日本大震災 東電 福島 東京電力 クラリネット スケルツォ 根本敬 ザ・ワールド・イズ・マイン 新井英樹 田園 ロマン派 キース・ジャレット ヴァント シューベルト リヒテル ベルリオーズ スメタナ マイルス ビバップ エヴァンス ジャズ 大地の歌 ミュンヘン メンデルスゾーン シューマン モーツァルト 時間 偉大 奇跡 カタルシス 永遠 ソナタ バーンスタイン 悲愴 フランス 音楽 芸術 呪われた部分 メタル トッティ 長調 ピアニッシモ フォルテッシモ モダン・オーケストラ ピリオド・オーケストラ アレグロ マイルス・デイビス ピアノ ロック EMI 救済 スピード 覚醒剤 スレイヤー スラッシュ レイン・イン・ブラッド メガデス ヘビー・メタル アンスラックス メタリカ HR/HM フルート München 北ドイツ 真夜中のカーボーイ 

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSリンクの表示

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。